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豆知識

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脳の構造と機能

脳は、中枢神経系の機能を持つ脳と、末梢神経系である12対の脳神経に分けられます。形の上では、大脳・間脳・小脳・脳幹(中脳・橋・延髄)から成っています(図1)。脳は学習、記憶,感情,抽象的な思考などの複雑な機能も果たしています。また、視神経や臭神経は脳の一部として考えられています。
脳は、常に栄養を必要としており、そのため非常に多くの血液と酸素が要求され、心臓から送られる血液の約20%にもなります。脳への血流が約10秒間途絶えただけでも、人は意識を失ってしまいます。

大脳(だいのう)は、運動機能や言語機能、記憶・判断・感情思考などの高次機能、視覚・聴覚・知覚に反映される機能があります。
前頭葉は運動に関係し,頭頂葉は感覚に関係し,後頭葉は視覚に関係し,側頭葉は聴覚に関係する中枢がある。左右の半球での機能分化も知られる。
人間の大脳皮質には約140億の神経細胞があり,これは生まれたときからそなわっていて,生後ふえることもなければ,破損したものが再生することもない。
間脳(かんのう)は、外界からの知覚刺激を大脳に伝える働きをし、自律神経の中枢でもあります。
間脳の視床下部は、自律神経の中枢であるとともに、内分泌系の上位中枢でもある。
脳下垂体は視床下部の支配を受けて、他の内分泌腺のホルモン分泌を調節する。

小脳(しょうのう)は、
運動や姿勢を保持し、円滑な運動ができるように統合・調整しています。

脳幹(のうかん)は、生命を保つために必要な不随意反射機構(呼吸・血圧など)の維持をしています。大脳と脊髄をつなぐ部分です。意識と覚醒のレベルを調整しています。さらに呼吸、嚥下、血圧、心拍などの重要な身体機能を調整しているだけではなく、姿勢の調整も手助けしています。自律神経系の中枢部を担っている部位です。目次に戻る

延髄(えんずい)脳の最下部で,脊髄の上方にある部分。脊髄より太くなっているので,脳球ともよばれる。延髄には脳神経の大部分が出る灰白質がある。また延髄には呼吸や血管運動の中枢,消化の調節の中枢,目の反射や気管保護の反射の中枢などがあり,生命の維持に最も大切な部分ということができる。

脊髄神経(せきずいしんけい)脊髄から出る末梢神経。背側から出るものを背根または後根といい,知覚性神経である。腹側から出るものを腹根または前根といい,運動性神経である。前根と後根はさらにあわさって,左右で1対の脊髄神経となる。

中枢神経系(ちゅうすうしんけいけい)
神経系の中心部。末梢神経に対する語。脳と脊髄がこれにあたり,神経管の前端がふくれて脳となり,それにつづく部分が脊髄となったものである。脳はさらに大脳・間脳・中脳・小脳・延髄に分かれている。
 脳と脊髄から成る。指令センターであり、眼や耳などから入ってくる刺激(感覚情報)を判断し、身体を動かす筋肉に伝える全ての指令をコントロールしています。情報伝達は電気信号を介して行われ、神経経路に沿って伝わります。 

末梢神経系(まっしょうしんけいけい)
体性神経
系(動物神経系)と自律神経系(植物神経系
)の二つの系がある。
体性神経系は感覚神経および運動神経からなる。
感覚神経は見たり、聞いたり、味わったり、感じたり、触ったりすることで得られた刺激を中枢神経系へと伝達します(求心性・上行性)。
運動神経は中枢神経系からの指令信号を筋肉へと伝達します(遠心性・求心性
下行性)。
1000億本以上の神経細胞からなり、種々の太さで束ねられた糸のように全身に張り巡らされています。
皮膚にある感覚受容器は、神経線維の末端が体の中と周囲にある情報を捕らえるために特化したものです。  

自律神経系(じりつしんけいけい)
人体に生まれながら備わっている生理的な生命維持活動のための、全自動(無意識下に制御)の神経組織。循環、分泌、栄養、など無意識的に身体を統合、調節して、生命維持に関わる交感神経と副交感神経の2系から成る。

自律神経の高位中枢部(最高統合調整担当部位)は、間脳(視床下部など)・脳幹(中脳・橋・延髄)だけではなく大脳皮質の関与拡大も判明してきています。

副交感系;1.頭部 2.仙部(仙髄および第2~4仙骨神経との関連をもつもの)
交感系;1.第1~12胸髄、第1、2腰髄

働きすぎストレス過剰で、交感神経の過緊張を招いたり、樂のし過ぎリラックス過剰で副交感神経の過緊張となります。どちらに傾いても免疫能の低下となり病気を引き寄せます。   

(以下抜粋、筑波大学基礎医学系神経内分泌学「自律神経系の定義と特徴」;野上晴雄
http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/brodalchapter11.html)

 本来、自律神経系は、中枢神経系の外で構成されていると考えられていた。しかし、脊髄や脳幹の神経細胞が自律神経系に繊維が起こることが解り、また、間脳に自律神経系の統合中枢が想定されるに及び、この考え方は不適当と成った。大脳皮質が自律神経系固有と目されていた機能に影響を与えることも明らかにされた。

 交感神経、副交感神経系の区別は、自律系の高等な中枢になると事実上不可能になる。植物性機能に関する拮抗作用を除いては、多くの場合協力的に働き、さまざまな内臓器官が適正な働きを保つために協調して作用する。自律系の作用は交感、副交感の相互作用ばかりでなく、体性運動性のシステムとも協調する。   
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